■ 講演会

■ 航空宇宙講演会in Tochigi 2023

今年の『航空宇宙講演会 in Tochigi 2023』は、日本人で初めてのISS船長で、宇宙滞在日本人最長記録を保持している若田光一宇宙飛行士に、実際の宇宙で 感じられたことや経験されたことなどを始めとし、宇宙の素晴らしさや将来の宇宙科学研究、宇宙開発・利用についての展望をご講演いただきました。

■日時/会場:

令和5年12月13日(水)18:00~19:30

・会場参加:開場17:30~

宇都宮市文化会館 小ホール

(宇都宮市明保野町7-66 TEL.028-636-2121)

・オンライン視聴:開場17:50~

Zoomにて同時開催

■講師:

宇宙航空研究開発機構 特別参与・宇宙飛行士 若田 光一(わかた こういち)氏

■テーマ:

有人宇宙活動の現状と展望 ~ISSから国際宇宙探査へ~

■概要

日本人で初めてのISS船長で、宇宙滞在日本人最長記録を保持している若田光一宇宙飛行士に、実際の宇宙で感じられたことや経験されたことなどを始めとし、宇宙の素晴らしさや将来の宇宙科学研究、宇宙開発・利用についての展望をご講演いただきました。

■講演会の様子

当日は会場参加475名、オンライン参加260名の大盛況となり、講演も充実した内容の講演を頂きました。質疑応答の場面では若田氏自ら観客席まで降りてきてくださり、質問者との距離感も近くで質疑にお答え下さりました。多数の質問を頂きましたが、時間の都合もあり全ての質問にはお答え頂くことは出来ませんでしたが、充実した内容となりました。

当日の様子を写真ギャラリーにて公開しておりますので、ギャラリーバナーよりご覧ください。

航空宇宙講演会 in Tochigi 2023 有人宇宙活動の現状と展望 ~ISSから国際宇宙探査へ~

講演会ポスター

使用写真提供:JAXA/NASA

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■若田 光一氏 略歴

若田 光一(わかた こういち)

1963年埼玉県生まれ。

1996年、STS-72に日本人初のスペースシャトル・ミッションスペシャリスト(MS)として搭乗。

2000年、STS-92にMSとして搭乗し、日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)建設に参加。

2009年、STS-119/STS-127およびISS第18次/第19次/第20次長期滞在のクルーとして日本人初のISS長期滞在を実施。

2013年11月から2014年5月にかけて、ソユーズTMA-11MおよびISS第38次/第39次長期滞在のクルーとしてISSに188日間滞在し、その後半の第39次長期滞在では日本人初のISS船長として、クルーの指揮をとった。

2022年10月から2023年3月にかけて、スペースX Crew-5およびISS第68次長期滞在のクルーとしてISSに155日間滞在。

滞在中、船外活動を2回、計14時間2分行い、2030年までのISS運用延長に不可欠な、新型太陽電池アレイ(ISS Roll-Out Solar Array:IROSA)を設置するための架台取り付けを実施するなど、ISSのアップグレードに貢献した。

5回の宇宙飛行における宇宙滞在時間は累計で504日18時間35分となり、日本人最長記録を更新。

2023年時点で現役宇宙飛行士として活動期間は31年を超え、世界最長。

若田 光一氏

若田 光一氏

提供:JAXA/NASA/Bill Stafford