■ 講演会
■ 航空宇宙講演会in Tochigi 2021
今年の『航空宇宙講演会 in Tochigi 2021』は、会場での開催・オンライン(Zoom)での同時開催されました。
講師に国立天文台 教授、水沢VLBI観測所 所長 本間 希樹 (ほんま まれき)氏をお迎えし、お話を伺いました。
■日時/会場:
令和3年12月13日(月)18時~20時
・会場参加:
宇都宮市文化会館 小ホール
(宇都宮市明保野町7-66 TEL.028-636-2121)
開場:17時30分 参加無料
・オンライン視聴:
Zoomにて同時開催
開場:17時50分 視聴無料
■講師:
国立天文台 教授、水沢VLBI観測所 所長 本間 希樹 (ほんま まれき)氏
■テーマ:
人類が初めて見たブラックホールの姿
■概要
2019年にブラックホールの影を初めて捕えた写真が公表され、また、2020年のノーベル物理学賞がブラックホールの研究者に与えられるなど、近年ブラックホールの研究がこれまでになく大きな注目を集めています。
本講演では、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクトであるEHT(Event Horizon Telescope)プロジェクトによるブラックホールの写真撮影を中心に、ブラックホール研究の最先端についてお話頂きました。
当日は会場での講演に加え、オンラインでも同時配信も行われ、会場、オンラインでの視聴者共に多数の質問にお答え頂き、大変盛況となりました。
会場の講演会の様子は以下ギャラリーに掲載しております。
■本間 希樹 氏 略歴
本間 希樹 (ほんま まれき)
国立天文台 教授、水沢VLBI観測所 所長
アメリカ合衆国テキサス州生まれ、神奈川県育ち。
平成6年東京大学理学部天文学科卒。平成11年同大学院博士課程修了、同年国立天文台COE研究員。その後、助教、准教授を経て2015年より現在まで、国立天文台教授、水沢VLBI観測所所長を兼務。また現在、総合研究大学院大学および東京大学大学院の併任教授。
専門は電波天文学で、超長基線電波干渉計(VLBI)を用いて銀河系構造やブラックホールの研究を行っている。
著書に『巨大ブラックホールの謎』(講談社ブルーバックス)、『国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ』『宇宙の奇跡を科学する』(扶桑社)など。
2017年よりNHKラジオ『子ども科学電話相談』の回答者も務める。