■ 研修会

■ 第120回月例研修会

1.期日:

令和5年7月6日(木)17:30~

2.場所:

会場参加:

(株)SUBARU研修施設 弥生荘

(宇都宮市弥生2-2-2 TEL 028(635)5155)

オンライン:

Zoom Webinar

3.研修会概要:

■講師:

帝京大学医療共通教育研究センター 准教授 山崎 丘(やまざき たかし)様

■テーマ:

『宇宙で暮らすとどうなるか ~宇宙実験から明らかになった身体の変化~』

■講演要旨:

国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士は運動を毎日欠かさず筋肉や骨に負荷を掛けているものの、筋萎縮や骨量減少を防げないことはよく知られています。実は、宇宙滞在中にみられる筋萎縮や骨量減少などの現象は、地上での加齢に伴う老化にみられる諸症状によく似ており、宇宙飛行士の体内で急激に始まり進行することがわかっています。また、宇宙飛行士は入浴できないため皮膚の清浄度を保つことが難しく、皮膚常在菌のバランスが崩れたり、ほとんど足を着くことがないために足の裏の角質がやわらかくなるなど、骨や筋肉以外にも様々な変化が起こります。本講演では、宇宙実験から明らかになった特異的な生命現象や宇宙飛行士の身体にみられる変化、それらを解決するために進められている研究等についてご紹介頂きました。

参加人数:

会場参加 35人 オンライン参加 43人=78名

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山崎 丘(やまざき たかし)