■ 過去の実施済行事

■ 第90回月例研修会

1、期日:

平成28年3月16日(水)

2、研修会概要:

講師:

サンドビック株式会社コロマントカンパニー

エアロスペース&パワーシステム ビジネス推進部

加工技術開発チーム スペシャリスト

高市 正三 様

テーマ:

「最新の難削材加工技術と2016年新製品の紹介」

チタン合金の高性能フライス加工技術について、チタン合金の被削性やツールバスを含め、高能率加工のポイントについてご説明をいただくとともに、複合財CFRPとチタン合金の重ね板に対する穿孔技術についてご紹介。

また合わせて、最新の同社製品情報についてもご紹介。

第90回月例研修会
第90回月例研修会
第90回月例研修会

■ 第89回月例研修会

1、期日:

平成28年2月4日(木)

2、研修会概要:

講師:

宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空技術部門

D-SENDプロジェクトマネージャ 工学博士

吉田 憲司 様

テーマ:

「超音速旅客機の夢、再び!-JAXA 超音速機技術の最前線-」

航空機の高速化は人類の夢であり、開発史そのものです。世界初の超音速旅客機(SST)であるコンコルドはその到達点でしたが、経済性と環境適合性の課題のため、2003年に就航を終えました。しかし、それでもなおSSTへの憧れと復活が待望されています。

JAXAでは、世界的な次世代SSTに向けた研究の中で、将来の国際共同開発時に応分の貢献に繋がる"キー技術"の研究を実施されております。そして、今年7月24日には、現在最大の技術課題と言われるSST特有のソニックブームを大幅に低減する設計手法の飛行実証に成功されました。

その成果を中心に将来のSST実現の可能性についてご講演いただきました。

参加者:

69名

第89回月例研修会
第89回月例研修会
第89回月例研修会

■ 第88回月例研修会

1、期日:

平成27年12月10日(木)

2、会場:

チサンホテル宇都宮

3、研修会概要:

講師:

東京理科大学工学部経営工学科教授

JAXA宇宙科学研究所客員教授

藤井 孝蔵 様

テーマ:

小型空力制御デバイス「プラズマアクチュエータ」、空力設計のパラダイムシフト実現

概 要:

プラズマアクチュエータは、この10年ほど世界が注目する失速からの回復をはじめとした流れ制御のマイクロデバイス技術です。小型でエネルギー消費も小さいにかかわらず、揚力回復や抵抗低減を生み出す高い制御能力を発揮します。

数年間に渡るスーパーコンピュータ「京」を利用した大規模数値シミュレーションと実験を並行して進めた結果、起きている流体現象の本質が見えつつあります。

現在、これらの地検を基礎として、複数の記号との共同研究のもとで本技術の輸送機器や地上流体機器への実利用の可能性が検討されています。

本研究の本質は、単に流れの制御ではなく、限界に来つつある「形状工夫による空力設計」を根本から帰る「形状工夫を不要とする小型デバイスによる空力設計」というパラダイムシフトの可能性を、本技術により実証することにあります。

本講演では、将来への展望も示しつつ、プラズマアクチュエータに関する研究成果や具体的な利用、そして航空機への利用可能性などこの技術への期待感についてお話して頂きました。

参加者:

68名

第88回月例研修会
第88回月例研修会
第88回月例研修会

■ 第87回月例研修会

1、期日:

平成27年9月15日(火)

2、研修会概要:

講師:

(株)IHI 航空宇宙事業本部 生産センター 主任調査役

落合宏行(おちあい ひろゆき)様

テーマ:

航空機用エンジンの製品加工に必要な基礎知識及び新しい加工技術の紹介

概 要:

生産技術部門の役割、素材の残留応力の発生の仕組みと加工時変形、切削理論・加工による変形と割れ発生のしくみ、変形と割れを防ぐ対策、並びに高速加工の新技術理論についてご紹介頂きました。

参加者:

82名

第87回月例研修会
第87回月例研修会
第87回月例研修会

■ 第86回月例研修会

1、期日:

平成27年7月1日(水)

2、研修会概要:

講師:

東京大学 生産技術研究所 教授

新野 俊樹(にいの としき)様

テーマ:

『付加製造(Additive Manuyfacturing)を核としたものづくり』

概要:

材料を付着することによって3次元形状データを実体化する付加加工(Additive Manufacturing)技術は、近年3Dプリンターの名の下に、その知名度を急激に高めている。この技術が初めて商業化されたのは1989年であり、非常に新しい技術というわけではなく、4半世紀をかけてその技術と応用を少しずつ進化させてきた技術である。

本講演では、この技術をモノづくりの加工法のひとつのカテゴリーとしてとらえ、概要、現在の実力と将来性について解説頂きました。

参加者:

60名

第86回月例研修会
第86回月例研修会

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