■ 過去の実施済行事

■ 第104回月例研修会

1、期日:

平成31年3月13日(水)

2、研修会概要:

講師:

東京工業大学 工学院 機械系 准教授

水谷 義弘(みずたに よしひろ)様

テーマ:

『過去の失敗例から学ぶこれからの機械と構造物の健全性保証』

航空機、ロケットを始めとして、現在、金属材料に加えて、繊維強化プラスチックなどの新素材が使用されるようになってきました。健全性評価は、非破壊検査とその後の破壊力学的評価により行われますが、loT、AI技術の発展によりこれまでと違ったアプローチにより健全性保証ができる可能性が出てきました。

今回は、過去に発生した破壊事故の教訓を振り返り、これらの経験をベースとした健全性保証の方法を紹介するとともに、最近はやりのloT、AIの技術についてエンジニアとしてどう付き合っていくか、また、未来の健全性保証についてご紹介頂きました。

参加者:

64名

第104回月例研修会
第104回月例研修会

■ 第103回月例研修会

1、期日:

平成31年1月30日(水)

2、研修会概要:

講師:

三菱スペース・ソフトウエア(株) つくば事業部 事業部長

塚原克己(つかはらかつみ)様

テーマ:

『日本の宇宙開発~人工衛星開発を中心に、これまでと現在そして明日へ~』

ロケットと衛星を含めた日本の宇宙開発史を概観し、人工衛星が我々の日常生活に組み込まれていること、そうした人工衛星がどうやって作られたか、仕組み、開発試験の流れ、どうしてそのような試験をするのか、などについてご紹介頂き、近年の新しい流れである超小型衛星についても、海外及び日本のベンチャー企業の動向、大学の活動等もご紹介頂きました。

参加者:

62名

第103回月例研修会
第103回月例研修会

■ 第102回月例研修会

1、期日:

平成30年10月29日(月)

2、研修会概要:

講師:

富士通(株)プリンシパル・コンサルタント(ものづくりビジネス担当)

熊谷博之(くまがいひろゆき)様

テーマ:

『Indutry4.0時代におけるIoT・AI・ビッグデータ活用の最新状況について』

ICT(Information and Communication Technology)の進展に伴い、ものづくりの領域ではIoT・AIを活用した世界各国の主導権争いが始まっております。

今回は、独・米を中心としたデジタル化の最新動向に加え、日本の対応状況、先行事例等について富士通(株)の自社取り組み状況も含めて、ご紹介頂きました。

また、航空クラスターにおける共同製作に向けたIoT活用事例など、お金をかけずに取り組める事例等についてもお話を伺いました。

参加者:

81名

第102回月例研修会
第102回月例研修会

■ 第101回月例研修会

1、期日:

平成30年9月5日(水)

2、研修会概要:

講師:

Aero Edge(株)代表取締役社長

森西 淳(もりにし じゅん)様

テーマ:

『Aero Edgeの取り組みについて』

Aero Edge(株)は、フランスの航空機エンジン製造企業(Safran Aircraft Engines社)の次世代航空機用エンジンのタービンブレード量産サプライヤーとして、2016年に創業しました。

今回は、フランスの大手企業から量産サプライヤーとして指名を受けるに至った経緯や、量産立ち上げに伴う様々な課題対応、さらには最新のテクノロジーを取り入れ、世界的な価格・品質競争に勝ち続けるために、今後も新素材加工、技術開発、一貫生産体制、世界標準の品質管理体制等を構築し、事業拡大を目指す考えなどについてお話を伺いました。

参加者:

84名

第101回月例研修会
第101回月例研修会

■ 第100回月例研修会

1、期日:

平成30年6月27日(水)

2、研修会概要:

講師:

(株)ジャムコ 航空機内装品・機器事業本部 プロダクトイノベーション室 専門部長

保住 裕之(ほずみ ひろゆき)様

テーマ:

『航空機のキャビン・インテリアに求められるもの』

(株)ジャムコ殿は、1970年から、727型機向けギャレー(厨房設備)の受注にはじまり、すべてのボーイング社の機体向けにギャレーを供給しています。また、ラバトリー(化粧室)の供給は、1979年の767型機向けにはじまり、その後747、777、787型機向けと独占供給を行っています。さらに、エアバス機向けにも、ギャレー(厨房設備)及びギャレーインサート(厨房設備に搭載する調理用機器など)を供給、近年は、航空機用シート事業にも参入するなど、旅客機の主要な内装品を手掛けておられます。

今回の講演では、ジャムコ殿が取り組む、普段あまりなじみのない航空機客室内装品の現状と将来について、また、旅客機のインテリアとはどのような物かについてお話を伺うとともに、これまで同社が取り組んできた経緯やこれからの将来像についてもご紹介いただきました。

参加者:

72名

第100回月例研修会
第100回月例研修会

■過去の行事一覧に戻る